阪神 藤浪 制球に課題 2軍戦で3回7Kも3四球71球

[ 2017年7月29日 19:39 ]

ウエスタン・リーグ、オリックス戦に先発した阪神・藤浪
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 2軍調整中の阪神・藤浪晋太郎投手(23)が29日のウエスタン・リーグ、オリックス戦(丸亀)に先発し、3回4安打1失点。7奪三振を奪った一方で、3四球の球数71と制球面に課題を残した。

 初回は簡単に2死を奪うと、伏見に左中間二塁打。得点圏に走者を置いて4番・杉本を迎えたがカウント2―2から最速158キロ直球を外角に投げ込み、見逃し三振に斬った。2回は1死から安打と四球を与えると、続く小田に左前打され満塁。それでも後続を2者連続三振に仕留め、失点は許さなかった。

 3回は2四球を与えて2死一、二塁を背負い、宗に二塁への適時内野安打され先制点を献上。後続は封じ、追加点は与えなかった。

 先発は危険球退場となった2日の同・中日戦以来だった。27日の同・広島戦では中継ぎで1回無失点。右打者の高橋大には外角へ4球連続ボールの四球を与え、降格時に課題とされた右打者に対する内角の投球には懸念が残った。登板前日には「フォームのバランスは悪くない。相手どうこうより、しっかり自分の球を投げたい」と話し、課題克服へ意気込みを語っていた。

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2017年7月29日のニュース