ヤクルトの元オリックストリオ 古巣京セラドームに登場

[ 2017年5月30日 22:24 ]

 ヤクルトは初回、先頭の大引が右中間二塁打。続く坂口の右前適時打で、先制した。

 大引は2球で追い込まれたが「あっさり打ち取られると“きょうの金子投手はいいな”とみんなも萎縮してしまう」。経験豊富な大引らしく、先頭打者の役割を理解。ストライクゾーンのボールをファウルでカットしながらフルカウントまで粘り、9球目で安打を放った。適時打を放った坂口は「つなぐ意識だった。古巣の本拠地?普通の試合だった」と冷静に振り返った。

 2番手でマウンドに上がった近藤は2/3回を4安打6失点。打ち取った打球が野手の間を抜ける不運も重なった。今季は試合前時点で12試合に登板し、防御率0・00。首脳陣は試合後にも変わらぬ信頼を口にした。

 大引は日本ハムを経由し、15年からヤクルトに所属。坂口は16年から、近藤は16年シーズン途中にトレードで加入している。

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2017年5月30日のニュース