【交流戦12球団とりびあ】強かった…05年初代王者はロッテ

[ 2017年5月30日 08:50 ]

05年、交流戦の優勝トロフィーを掲げるロッテ・バレンタイン監督
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 【交流戦12球団とりびあ】

 広島・野村は交流戦通算9勝で広島の現役投手では最多。ソフトバンク以外からは白星をマークしており11球団勝利を狙う。

 現役で最も安打をマークしているのが阪神・鳥谷で通算296本。歴代最多の和田(中)にあと8本と迫っている。

 巨人はセで唯一優勝(12、14年)を経験。勝率も中日とともに5割を超えるがソフトバンクとロッテには3割6分台と苦戦。

 DeNA・筒香は通算9アーチ。ソフトバンク戦で打てば、パ6球団全てから本塁打をマークすることになる。初戦は6月2日。

 ヤクルトから一昨年の畠山に続き、昨年は山田が本塁打&打点の2冠に。打率を合わせた3冠王はまだいない。初代の誕生なるか。

 2000安打目前の中日・荒木は交流戦通算226安打。最多はロッテ戦の45安打、投手別では岸(楽)からの9本が最多。

 楽天・則本はダルビッシュ(日)と並び最多完封記録(5試合)を持っており更新に期待がかかる。岸ら3人が4試合で続く。

 ソフトバンクのV回数6回は最多。12球団で唯一、相手リーグ全球団に勝ち越しており、さらに勝率も・625と6割を超えている。

 08年に10勝14敗と苦戦しながら、パ・リーグを制し日本一。交流戦2桁順位からの日本一は西武しか達成していない。

 07年6月14日横浜戦(札幌ドーム)の5時間53分が交流戦最長試合記録。日本ハムは5時間超えゲーム5試合も阪神と並び最多。

 オリックスは10年に16勝8敗で初優勝し、T―岡田がMVP。この年はパが1〜6位を独占。セ6球団は全て勝率5割以下だった。

 ロッテは初代王者。リーグ1位で交流戦に突入し優勝、さらにリーグも制覇し、日本一になったのは、05年のロッテしかない。

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2017年5月30日のニュース