大谷 6・11「大谷翔平デー」に復帰間に合わず 栗山監督「全然考えてない」

[ 2017年5月30日 08:45 ]

ファンクラブ会員に配布される大谷の二刀流ボブルヘッドのイメージイラスト
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 左太腿裏肉離れで2軍調整中の日本ハム・大谷が、プレーヤーズスペシャル「大谷翔平デー」として開催される6月11日の巨人戦(札幌ドーム)までに戦列復帰が間に合わないことが確実となった。

 30日から6月18日に行われる交流戦期間中での1軍復帰の可能性について、栗山監督が「全然考えていない。トレーナーの管理を外れるのを待っているだけ。それまでは考えない」と改めて言及。6月11日は大谷のスペシャルムービーが上映され、前日から2日連続でファンクラブ会員の来場者1万8000人に「二刀流ボブルヘッド」(10日は打者、11日は投手)が配布される。チケットはほぼ完売の状況だが、大谷の雄姿を見ることは難しそうだ。

 27日に故障後、初めて大谷は屋外フリー打撃を再開。指揮官も「映像は見ている」と話し、30日からスパイクでのダッシュ、ショートピッチ(短い距離の投球練習)などを始め、その翌週にベースランニングを開始する予定。6月下旬の交流戦明けの1軍復帰が現実的だ。首位・楽天とは13ゲーム差。逆転で日本一に輝いた昨季は交流戦終了時点で首位ソフトバンクと11ゲーム差だった。「ギリギリのところまできている。必ずここからいけるはず」と指揮官。二刀流が戻ってくるまでに、残ったメンバーで逆転圏内まで戻す。

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