楽天、菅野を粉砕!交流戦初戦13点で大勝 巨人5連敗

[ 2017年5月30日 21:51 ]

交流戦   楽天13―5巨人 ( 2017年5月30日    Koboパーク宮城 )

<楽・巨>1回2死一塁、左越えに2ランを放つ楽天・ウィーラー
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 パ・リーグ首位の楽天が巨人のエース菅野を攻略。打線が16安打と爆発して13―5と大勝し、交流戦の開幕を白星で飾った。巨人は5連敗でセ・リーグ4位に転落。

 楽天は初回、先頭の茂木が左前打で出塁。ペゲーロ、聖沢は連続三振に倒れたものの、4番ウィーラーが左越えに9号2ランを放ち、2点を先制。ところが、直後の2回に先発の辛島が無死一、三塁のピンチを招き、村田の三塁内野安打で1点、さらに2死満塁から長野には右前2点適時打を浴びて逆転を許してしまう。

 だが、その裏1死二、三塁から嶋の中前適時打で同点とし、なお一、三塁から茂木の右前適時打で再び勝ち越し。3回2死一、三塁から石川に左中間適時二塁打を許して追いつかれたが、その裏無死一、二塁から遊ゴロ失で勝ち越し、さらに1死一、三塁から岡島の中犠飛で1点を加えてリードを2点とした。

 序盤は点の取り合いとなったが、4回から2番手で登板した戸村が2回を無安打無失点と好投。5回裏には2死一塁から藤田に今季1号2ランが飛び出し、6回にはウィーラーの中越え満塁本塁打などで5点を奪いリードを広げた。

 巨人は先発の菅野が2失策の守備にも足を引っ張られ5回10安打8失点(自責6)と大誤算。6回には2番手で登板した戸根が満塁弾を含め4安打3四死球で5点を失った。今季初めてマギー、阿部、村田の3人が並んだ打線は13安打を放ったものの、4回以降は7回に1点を返すのがやっと。2リーグ制以降ワーストの12試合連続本塁打なしに終わった。

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