DeNA 守護神・パットン 広島にリベンジ「エキサイティングな気持ちでマウンドに」

[ 2017年5月17日 22:39 ]

セ・リーグ   DeNA5―4広島 ( 2017年5月17日    マツダ )

 DeNAの守護神・パットンが広島にリベンジを果たした。5―4の延長11回にマウンドに上がると、3番・丸から始まるクリーンアップを三者凡退に切り、今季7セーブ目を手にした。

 「エキサイティングな気持ちでマウンドに上がった。抑えることができて本当に気持ちよかったよ」

 4月30日の前回の広島との対戦(横浜)では、4点リードの9回に登板も4安打3失点と精細を欠いた。広島戦はこの試合までの3度の登板で計5失点と苦手としていただけに「今回はプラス思考で何とか抑えようと思っていた」と振り返る。

 もう1つのモチベーションもあった。最近、妻の兄であるダンさん(30)に癌が見つかった。義理の兄を勇気づけるためにも「きょうは何とか広島に勝たないといけない」と臨んだ試合だった。気迫に満ちた投球でチームを勝利へと導いた助っ人右腕。「きょうの勝利は彼に捧げたいよ」と静かに語った。

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2017年5月17日のニュース