ダルビッシュ、メジャー通算50勝!7回9K1失点快投で節目の勝利

[ 2017年5月17日 11:52 ]

インターリーグ   レンジャーズ5―1フィリーズ ( 2017年5月16日    アーリントン )

フィリーズ戦に先発したレンジャーズのダルビッシュ (AP)
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 レンジャーズのダルビッシュ有投手(30)が16日(日本時間17日)、本拠地でのフィリーズ戦に先発し、7回4安打1失点で今季4勝目(2敗)、日本人投手6人目のメジャー通算50勝目を挙げた。レンジャーズは5―1で快勝し、7連勝で勝率を5割に戻した。

 10日のパドレス戦から中5日で今季9度目の先発となったダルビッシュは、初回1死から2番ヘレラに中前打を許したが、続くアルテールを二ゴロ併殺打に仕留める。2〜4回は三者凡退に抑え、スコアボードに0を並べた。

 7回、安打と四球で2死一、二塁とすると、8番ガルビスに中前打を浴びて失点。それでも、なお一、三塁のピンチでスタッシを空振り三振に仕留めて、追加点は与えなかった。ダルビッシュはこの回でマウンドを降り、95球を投げて7回4安打1失点、9三振2死球。味方打線も着実に得点を重ねて右腕を援護した。

 ダルビッシュは2012年に日本ハムからレンジャーズ入り。1年目から16勝を挙げると3年連続で2桁勝利をマークしたが、14年8月に右肘を痛め、翌年3月に右肘のじん帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)を受けた。長期のリハビリを乗り越えて昨年5月28日のパイレーツ戦で670日ぶりの白星を手にすると、昨季は7勝をマーク。右肘手術を乗り越え、メジャー6年目で節目の50勝に到達した。

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