阪神・西岡が2軍全体練習初合流 復活に手応え「もう100%の状態」

[ 2017年5月17日 05:51 ]

2軍の練習に合流し、ノックを受ける阪神・西岡
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 左アキレス健(けん)断裂からの復活を目指す阪神・西岡剛内野手(32)が16日に鳴尾浜球場で2軍の全体練習に初合流し、掛布2軍監督は今月中に実戦復帰する可能性を示唆した。左右両打席でフリー打撃をこなし、走塁でも打球判断など実戦的な練習も交えて軽快な動きを見せた。

 「あとは感覚の問題。実戦に対しての動き。投手の球もまだ打ってないですし、今までの感覚を取り戻せるかどうか。楽しみというより、早くこのユニホームを着てプレーしたい気持ちが強い」

 昨年7月20日の巨人戦(甲子園)の走塁で負傷して以降、懸命なリハビリを続けてきた。安芸でキャンプ初日を迎えた2月1日の時点で「120%でプレーしても大丈夫という状態に早く仕上げたい」と発言していたことを踏まえ、「今はもう100%の状態。試合に出ることが残りの20%。そこまで戻せる自負はあります」と確かな手応えを強調した。

 今週末にもシート打撃に再開して実戦的な打席で感覚を慣らす模様。実戦復帰の時期は未定ながら掛布2軍監督は「月末にDHで…という考えを本人も持っている」と見通しを明かした。今月下旬には26日からウエスタン・リーグの広島3連戦(由宇)、30日から同ソフトバンク3連戦戦(タマスタ筑後)があり、完全復活への最終段階が近づいてきた。(巻木 周平)

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2017年5月17日のニュース