自力V消滅のロッテ 37戦以下は90年ダイエー以来27年ぶり屈辱

[ 2017年5月17日 05:59 ]

パ・リーグ   ロッテ2―3西武 ( 2017年5月16日    ZOZOマリン )

 ロッテは開幕37試合目で自力Vの可能性が消滅した。ロッテが残り106試合に全勝しても115勝27敗1分けの勝率・810。この場合、楽天はロッテとの残り18試合に全敗となるが、他カードの合計92試合を全勝すれば116勝27敗の勝率・811とロッテを上回るため。

 5月中の自力V消滅は、15年のオリックス(5月30日)以来で、開幕37試合以下は90年のダイエー(37試合目)以来27年ぶりの屈辱だ。なお、04〜06年のパはシーズンではなく、プレーオフを制したチームがV。そのため、同じ計算方法では自力Vではなく、レギュラーシーズン1位の可能性となるが、楽天は早々に消滅。05年は29試合目の4月30日、06年は43試合目の5月18日だった(ともに首位はロッテ)。

▽90年のダイエー 田淵幸一監督が就任したが、開幕4連敗。4月28日に最下位転落。最終的に41勝85敗4分け、勝率・325。首位・西武と40ゲーム差。勝敗、勝率は球団ワースト記録となった

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2017年5月17日のニュース