ソフトバンク43歳・和田 今季初登板初勝利、40代通算勝利数で歴代4位タイ、球団最年長勝利記録更新

[ 2024年5月6日 21:01 ]

パ・リーグ   ソフトバンク9ー4日本ハム ( 2024年5月6日    みずほペイペイ )

<ソ・日>今季初勝利を挙げナインとタッチを交わす和田(中)(撮影・岡田 丈靖)
Photo By スポニチ

 ソフトバンクの和田毅投手(43)が6日、日本ハム戦(みずほペイペイ)で今季初先発。5回4失点と粘投し、自身が昨年マークした球団最年長勝利記録(42歳7カ月)を43歳2カ月に更新した。40代通算勝利数は「21」で、歴代4位タイとなった。

 2度追いつかれても気持ちを切らさなかった。打線の援護でリードをもらいながらも2回、4回と3連打を許し、同点に追いつかれた。4回に三森の1号2ランで再び勝ち越しに成功すると、5回はランナーを出しながらも無失点に抑えた。

 和田は4月2日のロッテとの本拠地開幕の先発に内定。しかし、自主トレ中にふくらはぎ、そして左脇を痛めた影響によりキャンプでの調整も遅れ、オープン戦も本調子とはいかなかった。登板1週間前に左手中指にできたマメの影響などにより苦渋の決断で登板回避。2軍では4試合で2勝1敗、直近の4月27日阪神戦では7回2失点で勝利投手となっていた。

 「本来であれば開幕からしっかりと投げないといけなかった。自分が招いてしまったこと。自分の準備が整わなかった。登板をするごとに、首脳陣やファンの方の信頼を取り戻していけるように、いい姿を見せていくしかない。次も投げさせてもらえるような投球をしたい」

 5回まで毎回得点と打線の強力援護を受け、今季初登板で初白星を挙げた。自身の持つ球団最年長勝利記録を43歳2カ月に更新。40代通算勝利数を「21」に伸ばし、下柳剛、黒田博樹に並ぶ歴代4位タイとなった。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年5月6日のニュース