ヤクルト由規、7回2安打無失点!対巨人戦2083日ぶり勝利

[ 2017年5月17日 21:15 ]

セ・リーグ   ヤクルト7―0巨人 ( 2017年5月17日    東京D )

<巨・ヤ>1回1死二塁、雄平の適時二塁打で生還した二走・山田(左)を出迎える由規
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 ヤクルトは先発の由規が7回を2安打無失点と好投。打線も14安打7得点と援護して巨人に7―0と快勝した。由規は今季2度目の先発で昨年8月4日の広島戦以来286日ぶりの白星。対巨人戦の勝利は2011年9月3日以来2083日ぶり。

 初回いきなり2者連続三振を奪うなど上々の立ち上がりを見せた由規は3回まで1人の走者も出さないパーフェクトピッチング。4回2死から3番・坂本勇、4番・阿部に連続四球を与えたが、このピンチをマギーを中飛に仕留めて無失点で切り抜けると、続く5回には先頭の6番・石川に右越え二塁打を許したものの、後続を断った。

 7回には1死からマギーに二塁打を許したが、石川は三ゴロ、吉川尚を一ゴロに打ち取り無失点。8回をルーキが3者凡退に抑え、9回はギルメットが走者を出しながらも無失点で切り抜けた。

 打線は初回1死から藤井が二塁打で出塁、3番・山田が中前適時打、4番・雄平が左中間へ適時二塁打と、3連打で2点を先取。5回には2死から雄平の右翼線二塁打とバレンティンの四球で一、二塁とし、今季初先発出場の大松が右中間フェンス直撃の適時二塁打を放ち、2点を追加した。

 6回には2死から坂口の右前打と四球で一、二塁とし、山田、雄平の連続タイムリー。さらに満塁とチャンスを広げて竹内が押し出し四球を選び、計3点。リードを7点に広げた。

 巨人は先発の大竹が5回10安打4失点と誤算。2番手の池田は2死から崩れて2/3回で3安打3失点。打線は由規の前にわずか2安打と沈黙した。

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