侍ジャパン、決勝Tの鍵は…準決勝から連戦、真価問われる投手起用

[ 2017年3月16日 10:40 ]

WBC2次ラウンドE組   日本8―3イスラエル ( 2017年3月15日    東京ドーム )

<日本・イスラエル>6回、力投する平野
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 侍ジャパンは16日に渡米し、アリゾナ州で大リーグ球団と練習試合を2試合行う。米国時間18日(日本時間19日)のカブス戦、同19日(同20日)のドジャース戦。この2試合をどう活用するかが今後の鍵を握る。

 日本は1次、2次ラウンドと東京ドームで戦ってきた。しかし、アリゾナ州は乾燥しており、滑りやすいWBC公式球の感触について、小久保監督も「全く違った感覚になると聞いている。そこで見極めないと」と話す。準決勝の舞台となるカリフォルニア州のドジャースタジアムもまた変わる。長時間の移動、時差ボケ解消など体調を整える時間も必要なだけに、投手陣のコンディションを考慮に入れながら、調整のイニングを割り振る必要がある。練習試合から21日(同22日)の準決勝まで日にちも空いていないこともあり、首脳陣も頭を悩ませそうだ。

 さらに1位通過チームは準決勝の翌22日に決勝を戦う。日程が厳しい上に、大会規定で30球以上投げた投手は連投はできない。「何か手を打たないと」と言う指揮官の継投も焦点となる。 (侍ジャパン取材班)

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2017年3月16日のニュース