日本ハム新人石井一「素直にうれしい」プロ1号

[ 2017年3月16日 05:30 ]

オープン戦   日本ハム3―1DeNA ( 2017年3月15日    札幌D )

<日・D>4回2死一塁、2ランを放った石井一
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 体をコマのように回転させた。日本ハムのドラフト2位ルーキーの石井一がDeNAとのオープン戦(札幌ドーム)で「プロ1号」となる2ラン。「素直にうれしい。外角を狙ってたけど、内角の球にうまく反応できました」と笑顔で語った。

 4回2死一塁。井納の内角146キロ直球を右翼席最前列に運んだ。早大時代から内野守備に定評があった22歳がバットで猛アピール。遊撃・中島、二塁・田中賢の壁は高いが、代走や守備固め要員で開幕1軍に入る可能性は高い。本職は遊撃も、この日は三塁で先発出場し、途中から二塁にも回った。栗山監督も「終盤にいろいろな動きをするため」と1軍の戦力として認めている。「最近は結果が出てなかったので良かった。試合に出られるならポジションはどこでもいい」と石井一。必死に走り続け、開幕1軍をもぎ取る。(山田 忠範)

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2017年3月16日のニュース