米国、ベネズエラ下し2次R白星発進 8回一発攻勢で逆転勝ち

[ 2017年3月16日 13:22 ]

WBC2次ラウンドF組   米国4―2ベネズエラ ( 2017年3月15日    米国・サンディエゴ )

<米国・ベネズエラ>米国先発のスマイリー(AP)
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 WBCの2次ラウンドF組は15日(日本時間16日)、米サンディエゴで1試合が行われ、初優勝を狙う米国が4―2でプレーオフを勝ち上がったベネズエラに逆転勝ちし、2次ラウンド白星スタートを切った。

 先発は米国が左腕スマイリー、ベネズエラはメジャー通算154勝のヘルナンデスとマリナーズ対決となったが、先に失点したのはスマイリー。3回、自らの悪送球も絡んで無死二、三塁のピンチを招くと、インシアルテ(ブレーブス)に中犠飛を打たれて1点のリードを許した。

 米国は直後の3回裏にルクロイ(レンジャーズ)からの3連打で1死満塁のチャンスを築いたが、A・ジョーンズ(オリオールズ)が二ゴロ併殺打に倒れて無得点。6回も1死一、二塁の得点機を生かせず、中盤までスコアボードに0が並んだ。

 ベネズエラは7回、昨季に33本塁打を放った5番オドル(レンジャーズ)が速球を捉えて右越えソロとし、リードを2点に広げたが、米国はその裏に1死一、三塁からルクロイの右犠飛で1点差に。8回には先頭のA・ジョーンズが左中間へソロ本塁打を放って試合を振り出しに戻すと、イエリチ(マーリンズ)の安打で築いた1死一塁の好機でホスマー(ロイヤルズ)が勝ち越し2ランを叩き込み、4―2とこの試合初めてリード。9回を6番手グレガーソン(アストロズ)が無失点に抑えてチームを勝利に導いた。

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2017年3月16日のニュース