V逸巨人 1日で3億5000万円超圧縮…10選手中7人ダウン

[ 2016年11月25日 06:20 ]

2億円減の年俸2億円で契約を更改し厳しい表情で席を立つ内海
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 巨人の契約更改にも冬将軍到来――。10選手が契約更改を行い、昇給は坂本のみで、7選手が減俸。この日の減額総額は3億5000万円を超えた。

 チームトップの年俸4億円から減額制限を超える50%、2億円減の年俸2億円となったのは内海だ。

 「言われた金額で仕方ないと思っていた。申し訳ない気持ちが強かった」。今季は開幕2軍。5月から1軍合流し9勝6敗、防御率3・94。来季はトレード加入した吉川光、股関節手術から復帰を目指す杉内、今季10勝の田口ら左腕の先発争いは激しい。「プロ入りしてから一番(厳しい競争)。持っている全てで勝負したい」と悲壮感を漂わせる。

 内海に加え、大竹寛、片岡が30%減、亀井が29%減と計4選手が減額制限を超えた。91試合出場に終わった阿部は3億2600万円から20%減の2億6000万円。「出遅れて50試合くらい出れなかった」。自身最高額だった14年6億円から3年連続ダウンで半額を割った。2000安打にあと83安打で「一番近い目標。まずはそこを目指して。個人成績を上げればチームも勝つ」。リーグ2位ながら全体的に厳しい評価となっていた。

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