中日・岩瀬 来季進退懸ける「白黒つけたい」年俸は現状維持

[ 2016年11月25日 05:49 ]

現状維持の年俸5000万円でサインした岩瀬
Photo By スポニチ

 来季から現役最年長選手となる中日の岩瀬仁紀投手(42)が24日、ナゴヤ球場に隣接する「昇竜館」で契約交渉に臨み、現状維持の推定年俸5000万円でサイン。

 「結果がすべての世界。そういった意味でも、白黒つけたいと思っている」と悲壮な決意を口にした。

 昨季は左肘痛の影響もあり登板なし。今季は3億円から2億5000万円減の大減俸を受け入れ、進退をかけて臨んだ。2年ぶりに1軍登板を果たしたが、15試合に投げ0勝2敗0セーブ、防御率は6・10。それでもシーズン後半に復活への手応えをつかんだことで、現役続行を決意した。

 「このままでは終われない。もう一度、強いドラゴンズになるため、チームに恩返ししたい。今までは抑えのポジションを守らなくちゃという思いがあった。それは外れました。今は守るものはない」。守護神へのこだわりは封印。最下位チームを浮上させる、強い使命感も背負った。

続きを表示

2016年11月25日のニュース