ロッテ・香月一2試合出場で20万円UP 増額分は「母のために」

[ 2016年11月25日 10:55 ]

 大阪桐蔭の甲子園優勝メンバーでロッテの2年目、香月一也内野手(20)が千葉市内で契約更改を行い、20万円増の年俸520万円でサインした。

 今季は9月26日に1軍初昇格。同日からのソフトバンク戦(QVCマリン)に2試合連続で「9番・三塁」として先発出場。プロ初安打も記録した。「2試合出て20万円上げてもらった。1軍の試合に出て打撃、守備ともに課題が見えた」。14年夏の甲子園では主砲として大阪桐蔭を頂点に導いた。打撃力には定評がある。レギュラー奪取には守備力のアップが必要。派手さはなくても確実な守備を目指し、目標とする三塁手は高校の先輩でもある西武・中村の名前を挙げた。

 同じ名字の香月良が退団したが、登録名は「香月一」のままを希望した。「K・KATSUKI」で親しんだユニホームを変えないためだ。増額分は母親のために何か使いたいという香月一。来季は飛躍の年になりそうだ。

続きを表示

2016年11月25日のニュース