【ベストナイン】日本ハム・大谷が史上初の「二刀流受賞」

[ 2016年11月25日 17:00 ]

投打で活躍する日本ハムの大谷
Photo By スポニチ

 セ、パ両リーグは25日、今季のベストナインを発表。日本ハムの大谷翔平投手(22)が「投手」と「ベストDH」のダブル受賞を達成した。

 ベストナインはポジションごとに、そのシーズンで最も優秀だった選手をプロ野球取材歴5年以上の担当記者らの投票で決める。今季からベストナインの投票規定が変更。昨季までは同一選手を複数ポジションに投票した場合は無効とされていたが、投手と野手の重複投票が認められた。大谷の投打にわたるハイレベルな活躍が認められての規定変更だったが、変更最初の年に「二刀流受賞」を決めた。

 有効投票総数245票の中で、大谷は投手として111票を集め、2年連続2回目の受賞。2位の石川(ロッテ)は69票だった。ベストDHは190票を集めて初受賞。2位のデスパイネ(ロッテ)の47票に大差をつけた。

 また、セ・リーグでは、球団25年ぶりの優勝を果たした広島から、鈴木ら最多5人が選出。史上初の2年連続トリプルスリーを達成した山田(ヤクルト)、本塁打、打点の2冠を獲得した筒香(DeNA)も選ばれた。

 パ・リーグは日本一となった日本ハムから大谷のほか、中田、レアード、西川が選出された。

◆両リーグの受賞選手

 【セ・リーグ】
 投手  野村(広島)初
 捕手  石原(広島)初
 一塁  新井(広島)11年ぶり2回目
 二塁  山田(ヤクルト)3年連続3回目
 三塁  村田(巨人)3年ぶり4回目
 遊撃  坂本(巨人)4年ぶり3回目
 外野  鈴木誠(広島)初
     丸(広島)2年ぶり2回目
     筒香(DeNA)2年連続2回目

 【パ・リーグ】
 投手  大谷(日本ハム)2年連続2回目
 捕手  田村(ロッテ)初
 一塁  中田(日本ハム)2年連続2回目 ※外野手で2回
 二塁  浅村(西武)初  ※一塁手で1回
 三塁  レアード(日本ハム)初
 遊撃  鈴木大地(ロッテ)3年ぶり2回目
 外野  角中(ロッテ)4年ぶり2回目
     糸井(オリックス)2年ぶり5回目
     西川(日本ハム)初
 ベストDH 大谷(日本ハム)初 ※投手で今回含めて2回受賞

続きを表示

2016年11月25日のニュース