カブス・ブライアント ナMVP初受賞 108年ぶり世界一に貢献

[ 2016年11月19日 05:30 ]

カブスのブライアント(AP)

 大リーグの最優秀選手(MVP)が17日に発表され、ナ・リーグはワールドシリーズを制したカブスのクリス・ブライアント内野手(24)が初受賞した。ア・リーグはエンゼルスのマイク・トラウト外野手(25)が14年以来2度目の受賞。開幕時に24歳以下の選手が同時に受賞するのは史上初めてとなった。

 「オルティス(レッドソックス)ら上の世代が引退した。彼らが築いてくれたものを継いでいけるかは、自分たちにかかってくる」と、ブライアントは世代交代への決意を口にした。今季は打率・292、39本塁打、102打点で108年ぶりの世界一に貢献。新人王に輝いた翌年にMVPを獲得するのは史上4人目で「走塁に守備、全てにおいて完璧な選手になるために全力を尽くす」と高い意識をのぞかせた。

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2016年11月19日のニュース