虎ドラ8藤谷153球初完封 パナソニック初戦突破

[ 2016年11月3日 05:30 ]

社会人野球日本選手権1回戦 ( 2016年11月2日    京セラD )

<ENEOS・NTT西日本>8回1死三塁、梅津の先制犠飛で生還するNTT西日本・仮谷(右)

 20歳の藤谷が153球の熱投で、パナソニックの初戦突破に貢献した。ドラフト8位で指名した阪神のスカウトが4人見守る前で、最速は142キロながら持ち味の緩急を使い、散発6安打で公式戦初完封。「負けたら終わりなので、絶対に負けられないと思って投げました」と胸を張った。

 1メートル94、90キロの大型右腕。将来性を見込んで指名したが、畑山統括スカウト補佐は「(ドラフト当日は)誰だ?と思っている人も多かったんじゃないかな。それ(指名)が正解だったということを証明してくれました」と手放しで喜んだ。

 ▼JFE西日本・村上文敏監督(5度も得点圏に走者を置きながらも零敗)直球のスピードはそれほどでもなかったが、遅い球にやられた。あの若さで大したもの。

続きを表示

2016年11月3日のニュース