西武 ドラフト隠し玉に愛知2部大学生151キロ左腕

[ 2016年10月17日 06:48 ]

名古屋経大の中尾輝
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 西武が20日のドラフト会議で、名古屋経大の最速151キロ左腕・中尾輝投手(22)の指名を検討していることが16日、分かった。

 同大は過去にプロ野球選手を輩出したことがなく、現在は愛知2部リーグに所属。「隠し玉」としてリストアップし、9月にはリーグ戦をスカウト陣が5人体制で視察している。

 球団関係者は「左で150キロ前後の直球を投げられるのが最大の魅力。(指名候補の)リストに入れている」と明かした。杜若から名古屋経大に進み、1年春からリーグ戦に出場。今秋のリーグ戦では148キロだった自己最速を151キロに更新し、鋭く変化するスライダーも大きな武器にしている。完投能力も高いことから、先発候補としてマークを続けてきた。

 今季の先発ローテーションで左腕は菊池しかおらず、球団幹部が「ドラフトの補強ポイントは左投手」と説明。中尾の実力は高く評価しており、指名する可能性は十分にある。

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