4点先制も…ソフトB工藤監督 早め継投が裏目「僕の力不足」

[ 2016年10月17日 05:30 ]

パ・リーグCSファイナルS第5戦 ( 2016年10月16日    札幌D )

<日・ソ>日本シリーズ進出を逃しファンへ一礼する工藤監督(右)らソフトバンクナイン
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 3年連続日本一を果たせなかったソフトバンク・工藤監督は「選手は死力を尽くして戦った。僕の力不足」と責任を背負った。

 レギュラーシーズンで日本ハムに最大11・5ゲーム差を逆転され、リーグ3連覇を逃した。リベンジの舞台となったCSファイナルSでも返り討ちに遭った。それも今季を象徴するような逆転負け。最後は大谷に息の根を止められた。

 初回に4点先制したが、先発の摂津が3回2失点で降板。「もう少し投げたかった。仕方がない」。早めの継投に入った4回には2番手の東浜が逆転を許した。同ステージ5試合で4試合目の登板。疲れが見え、1死しか取れずに3点を失い「チームに申し訳ない。僕の責任」と肩を落とした。打線も2回以降は沈黙し、工藤監督は「追加点が取れず残念。日本ハムが強かった」と言った。

 来季が3年契約の3年目で、球団は既に続投の方針を決めている。V奪回へ、指揮官は「強いチームが勝つのではなく、勝ったチームが強い。この悔しさを忘れないことが大事。反省して来季に生かしたい」と語った。

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