広島、マシンで速球対策 日本Sへ練習 緒方監督「全員をマーク」

[ 2016年10月17日 18:03 ]

 25年ぶりの日本シリーズに臨む広島が17日、マツダスタジアムで全体練習を行った。打撃陣は、プロ野球最速165キロを出した大谷をはじめ、速球派が多い日本ハム投手陣への対策を実施。設定を最速にしたマシンを普段よりも1メートル近づけ、バント練習やタイミングを合わせた素振りなどで目慣らしした。丸は「顔で追うのではなく、目で追ってくれと琢朗さん(石井打撃コーチ)から言われた。速い投手がいるので準備したい」と真剣な表情だった。

 「投手・大谷」だけでなく「打者・大谷」も警戒しなければいけない。黒田は「日本のプロ野球界の中で、どう考えても特別な存在。楽しみとは考えられないけど、そういう選手と対戦するので、しっかりした投球ができればいい」と言う。リーグ優勝チーム同士の頂上決戦。緒方監督は「やることは一緒。一人じゃなく、全員をマークしないといけない」と気を引き締めた。

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2016年10月17日のニュース