阪神 福原に来季2軍投手コーチ就任要請 人望厚い功労者

[ 2016年9月24日 05:30 ]

引退発表会見で涙ながらに思いを語る福原
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 阪神が、福原に対し来季2軍投手コーチの就任要請をしていることが23日、分かった。

 引退会見に同席した四藤慶一郎球団社長は「今のところコメントできるようなものはない」としたが、福原は今季、投手キャプテンを務めるなど後輩からの信頼、人望も厚く、球団側も功労者として位置付けており、水面下で就任を要請している模様だ。

 四藤球団社長も将来的な指導者要請の可能性については「候補の1人だと思います。先発、中継ぎ、抑えといろんな経験があるし、故障を乗り越えた苦労人。今年はキャプテン、それまでも若手の相談役として指導力を見せてくれていましたから」と評価している。

 福原自身が会見で「まだ引退を決めたばかりなので…」と語ったように、結論は保留しているとみられる。18年目の今季は2軍生活が長く「超変革」の担い手となることは叶わなかったが、要請を受諾すれば、投手コーチとして金本阪神2年目の「超変革」を支えていくことになる。

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