巨人 6年ぶり屈辱6被弾 継投も頼れる左腕不足で餌食に

[ 2016年9月24日 05:30 ]

<巨・D>うつろな表情の高橋監督

セ・リーグ 巨人4―12DeNA

(9月23日 東京D)
 何度も何度も打球の行方を見送った。1試合6被弾。10年6月6日楽天戦(東京ドーム)以来、6年ぶりの屈辱を味わった。巨人・高橋監督は「工夫が足りないのか、力負けなのか分からない。やり返すチャンスはあるわけですから、次に抑えてくれればいい」と冷静に振り返った。

 先発の田口は3発浴びた。1点リードされた7回無死一、三塁で田口を諦めると、打者一人ずつの継投に出た。だが、4番手・宮国がロペスに四球。筒香を迎えたが、山口を起用した後のベンチに信頼できる左投手はいなかった。続投の宮国が、筒香の餌食となった。

 「1点(リード)に抑えてくれたらチャンスはあるかなと思って小刻みにいった」と指揮官。不振の戸根は2軍調整中。9回にプロ初登板した新人左腕・中川も2本塁打を喫した。CSファーストSでの対戦が決まっているDeNAに完敗。嫌な流れを断ち切るには、24日の同戦で快勝するほかにはない。 (川手 達矢)

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2016年9月24日のニュース