ドジャース 数選手が起用法に不満漏らす 指揮官「チームの勝利優先」

[ 2016年9月24日 16:17 ]

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督 (AP)

 米国のFOXスポーツは23日、ドジャースの数名の選手が出場機会の少なさに不満を漏らしている報じた。

 ドジャースは今季からデーブ・ロバーツ監督(44)が就任。開幕から勝ち星を積み重ね、4年連続の地区優勝が目前に迫っているが、メンバーを固定せず、日替わりでラインアップを組む指揮官の采配を快く思っていない選手もいるようだ。

 23日現在の打数を見ると、ゴンザレス、シーガー、ターナーの3選手は500以上、アットリーは496で、ケンドリックが460。その他の選手は400以下という状況だ。ロバーツ監督もチーム内にそういう声が上がっていることは承知しているとのこと。「誰でもプレーしたいものさ。でも、全員を満足させることはできないからね」と胸の内を明かす。

 勝負の世界は結果がすべて。ルーキー監督はこう続ける。「選手の声に耳を傾けることはできるが、要望をすべて聞くわけにはいかない。自分の仕事は一個人を喜ばせることではなく、チームを勝たせることだからね」。この言葉通りで、選手たちはあまり口を出すべきではないかもしれない。2位に7・0ゲーム差をつけて地区首位でいることを考えれば。

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