阪神 岩貞 力投で引き寄せた8回の逆転「最高にうれしい」今季6勝目

[ 2016年9月4日 21:49 ]

<神・D>お立ち台でポーズを取る(右から)原口、岩貞、高山

セ・リーグ 阪神3―1DeNA

(9月4日 甲子園)
 阪神は岩貞祐太投手(25)の8回3安打1失点の好投で連敗を7で止めた。

 2回に一発を浴びたが、その後はテンポよくアウトを積み重ね、わずか3安打に抑えた。岩貞の力投に応えるべく、8回に打線が奮起。高山の適時打で同点とすると、捕手の原口が2点適時打を放って逆転に成功した。

 「最高にうれしい」と笑顔。2回の失点には「ちょっと後悔してしまった」と振り返るも、「原口がうまくリードしてくれたので、切り替えて思い切りいけた」と頼れる女房役に感謝した。原口も岩貞の今季6勝目を「本当にキャッチャーとしてはうれしいこと」と喜んだ。

 8回に反撃の口火を切った高山は「岩貞さんに勝ちをつけられるのはあの回しかなかった。チャンスで打席が回ってきて、何とかしようと思った」と心強いコメント。岩貞の好投でチームは7連敗という長いトンネルを抜けた。金本監督も「久しぶりの甲子園の勝利でほっとしてます。(岩貞に勝ちが付き)それが一番良かった」と労をねぎらっていた。

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