早実・清宮 主将でけん引2安打1打点 24点大勝発進

[ 2016年9月4日 05:30 ]

<早実・八王子桑志>2回2死一、二塁、中前打を放つ早実・清宮

秋季高校野球東京都大会ブロック予選1回戦 早実24―0都八王子桑志

(9月3日 多摩一本杉)
 清宮幸太郎内野手(2年)が主将に就任した早実(西東京)は3日、新チーム初の公式戦となる秋季高校野球東京都大会ブロック予選1回戦で都八王子桑志に24―0で5回コールド勝ちした。「3番・一塁」で先発した清宮は4打数2安打1打点。

 自身の結果については「全然ダメ。きょうみたいな打撃はやらないようにします」と反省したが、チームとしては「相手どうこうではなく、自分たちのカラーやスタイルを体現しようと臨んだ」とテーマを説明した。

 7月25日に和泉実監督から主将を打診され「やります」と即答。スローガンは「結果を恐れずにどんどんいこう」とのチーム方針を表す「GO!GO!GO!」に決めた。3つの「GO」は、(1)投手は球速5キロアップ(2)野手は打球の飛距離5メートルアップ(3)全員が体重5キロアップ――、それぞれ強豪に力負けしないための目標を意味する。

 8月から1カ月で13発を放ち、現在、高校通算66本塁打。4日は立志舎とのブロック代表決定戦に臨む。「甲子園に向けての試合が続く。覚悟を忘れずに戦っていければ」と来春センバツを見据えた。 (青木 貴紀)

 ▽秋季東京都大会ブロック予選1回戦
都八王子桑志 000 00―0
早 実 474 9X―24
 (八)程内、佐々木―渡辺
 (早)石井、池田―雪山、小野寺

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2016年9月4日のニュース