松坂 国内復帰後初勝利!2軍戦で術後最長5回投げ1失点

[ 2016年9月4日 06:30 ]

巨人との2軍交流戦に2番手で登板し勝利投手となった松坂

2軍交流戦 ソフトバンク17―3巨人

(9月3日 別府)
 昨年8月の右肩手術からの復活を目指すソフトバンク・松坂が、巨人との2軍交流戦に4回から2番手で登板。術後最長の5回を投げ、2安打1失点で勝利投手になった。2軍戦ではあるが、公式戦では昨年の国内復帰後初で、西武時代の06年以来10年ぶりとなった。

 「球数というより回数を投げることが一番やりたかったこと。5回を投げられたのはよかった」。台風接近により、きょう4日の先発予定を1日繰り上げたマウンド。6回に大田にソロを浴びたが、それ以外は危なげのない投球で、最速146キロの直球とスライダーを主体に抑え込んだ。無四球で47球という少ない球数が安定感を物語った。

 次回は10日のウエスタン・リーグ、オリックス戦に先発し、80~90球をメドに投げる予定。日本ハムとのし烈な優勝争いの中、工藤監督は戦力として期待しており、国内復帰2年目で初の1軍登板が視界に入っている。倉野投手総合巡回コーチは「球数を投げられるようになったからといって無条件で上げることはない。1軍の先発陣との比較になる」と話した。

 ▽2軍交流戦 (3日 別府)
ソフトバンク
 005 421 140―17
 200 001 000―3
巨 人
 (ソ)バンデンハーク、松坂、寺原―斐紹、張本
 (巨)江柄子、田中太、中川、 宮国、矢島―鬼屋敷、河野
 [本]釜元、川島、真砂(ソ)、大 田(巨)

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2016年9月4日のニュース