新たに5校が甲子園切符 鹿児島、決勝再試合は樟南が1点差勝利

[ 2016年7月26日 15:40 ]

<市船橋・木更津総合>3年ぶりの甲子園切符の木更津総合ナインは伝統の?「全力校歌」を披露

 第98回全国高校野球選手権大会の地方予選は26日、5地区で決勝が行われ、再試合となった鹿児島は、樟南が3―2で鹿児島実との強豪対決を制し、3年ぶり19度目の夏の甲子園出場を決めた。

 24日の決勝は延長15回の激闘も両校譲らず、1―1で引き分け。中1日で迎えたこの日の再試合では、樟南は2―2の3回、無死満塁から遊ゴロ併殺打の間に三走が生還して勝ち越し点。投げては準決勝で192球、24日には139球を投げたエース浜屋が5回途中2失点と踏ん張ると、畠中の好リリーフで逃げ切り勝ちを収めた。

 茨城は、常総学院が1―0で明秀日立を下し、3年ぶり16度目の夏切符。2回に挙げた1点をエース鈴木昭が守り切り、完封勝利でチームを頂点へと導いた。

 千葉は、木更津総合が3―2で市船橋に競り勝ち、3年ぶり5度目の夏出場。2―2で迎えた9回、大沢が右前適時打を放って1点差で接戦を制した。

 広島は、広島新庄が5―4で如水館に勝利。エース左腕・堀が要所を締めて9回を投げ抜き、2年連続2度目の夏出場を決めた。

 熊本は、今春センバツ4強の秀岳館が序盤に大量9点を挙げ、13―2で九州学院に大勝。夏の甲子園は01年以来15年ぶりの出場となった。

 石川、福井、滋賀大会も26日に決勝が予定されていたが、雨で中止となった。

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2016年7月26日のニュース