イチ代打で三振 旧知の敵軍コーチからエール「プロセス楽しんで」

[ 2016年7月26日 05:30 ]

<マーリンズ・メッツ>7回1死、代打で登場のイチローは空振り三振

ナ・リーグ マーリンズ0―3メッツ

(7月24日 マイアミ)
 マーリンズのイチローは24日(日本時間25日)、メッツ戦に3戦連続の代打出場。0―1の7回1死、本拠地の大声援に迎えられて打席に入ったが、「自分も燃えた」というロブレスの96マイル(約154キロ)の外角直球に空振り三振に倒れた。

 メジャー通算3000安打まで残り4から3試合無安打となったが、敵軍からも温かい視線を注がれていた。ケビン・ロング打撃コーチは、イチローのヤンキース時代の打撃コーチでもあり「私の大好きな選手。今回は行けなかったけど、マイアミに来た時はほぼ毎回、一緒にディナーに行く」と言うほどの間柄。快挙に立ち会うことはできなかったが「(達成までの)プロセスを楽しんで」とエールを送った。25日(同26日)からは引き続き本拠地でフィリーズ、カージナルスと計7試合に臨む。(笹田幸嗣通信員)

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2016年7月26日のニュース