【茨城】常総学院、3年ぶり夏切符 エース鈴木昭が1点守り切る

[ 2016年7月26日 12:16 ]

<常総学院・明秀日立>決勝戦で完封勝利を飾った常総学院・鈴木昭

第98回全国高校野球選手権茨城大会決勝 常総学院1―0明秀日立

(7月26日 水戸市民球場)
 第98回全国高校野球選手権茨城大会決勝は26日、水戸市民球場で行われ、息詰まる投手戦の末、常総学院が明秀日立を1―0で下し、3年ぶり16度目の夏の甲子園出場を決めた。

 準決勝までの5試合すべてで先制し、一度もリードを許していない常総学院は決勝でも先手を取った。2回、安打と盗塁で2死二塁とすると、有村が右翼線への適時二塁打を放ち先制した。

 この1点をエース鈴木昭が守り切り、完封。102校、100チームの頂点に立った。

 明秀日立は、再三の好機をものにできなかった。1点を追う8回1死三塁の場面では、スクイズを空振り。捕手の三塁への送球がそれて左翼線へ転がる間に三塁走者が本塁を狙ったが、左翼手からの好返球の前に憤死。常総打線を1点に抑えた細川の好投に応えることができず、春夏通じて初となる甲子園行きを逃した。

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2016年7月26日のニュース