【京都】京都翔英“京都のドカベン”石原無安打も強肩で貢献

[ 2016年7月26日 06:25 ]

<福知山成美・京都翔英>京都翔英・石原は勝利の瞬間雄たけびをあげマウンドに駆けだす

第98回全国高校野球選手権京都大会決勝 京都翔英11―1福知山成美

(7月25日 わかさスタジアム京都)
 夏の甲子園初出場が決まると、京都翔英・石原は1メートル72、87キロの巨体を揺らしてマウンドへ向かった。「たくさんの人に応援してもらっていた。甲子園に出られることが何よりもうれしい」。11得点で大勝した決勝。高校通算42本塁打の“京都のドカベン”は先発野手で唯一の無安打に終わったが、ドラフト候補捕手としての存在感は今大会で十分に示した。二塁送球1秒8の強肩で、6試合で許した盗塁は0だ。

 昨年12月に就任した浅井敬由監督は、6試合で60得点の打線に「手応えがありました」と話す。練習試合で相手校から「ショウエイ」とはどんな漢字なのかよく聞かれる。ユニホームの胸に記された「翔英」の名を甲子園で広められそうだ。

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2016年7月26日のニュース