カブスがチャプマン獲得 守護神放出もヤ軍GM「PO諦めない」

[ 2016年7月26日 09:11 ]

アロルディス・チャプマン投手 (AP)

 カブスは25日、ヤンキースから救援左腕のアロルディス・チャプマン投手(28)をトレードで獲得した。ヤンキースへはアダム・ワレン投手(28)に加え、マイナー3選手が移る。

 通算166セーブのチャプマンはオフにレッズからヤンキースに移籍。メジャー7年目の今季はドメスティックバイオレンス(DV)の問題で開幕から30試合の出場停止処分を科されたが、ここまで31試合に登板して3勝20セーブ、防御率2・01をマーク。今季終了後にはフリーエージェントとなる。

 救援右腕のワレンはオフにヤンキースからカブスへと移籍。今回のトレードでヤンキース再加入となる。メジャー5年目の今季はここまで29試合に登板して3勝2敗6ホールド、防御率5・91という成績。

 メジャーリーグはウエーバーを経ずにトレードできる期限が8月1日に迫り、各球団の動きが活発化。ヤンキースは絶対的守護神を放出する決断を下したが、キャッシュマンGMは「これは白旗を意味するものではなく、投手陣の再編成だ」と語り、プレーオフ進出を諦めた訳ではないことを強調していた。

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