阪神ドラ4望月先発デビューあるぞ!高卒1年目は藤浪以来

[ 2016年7月26日 06:51 ]

1軍デビュー案が浮上したドラ4ルーキー望月

 阪神ドラフト4位の望月が、31日の中日戦(甲子園)にデビューする可能性が出てきた。先発ローテーションの一人、岩崎が23日の広島戦(マツダ)で右臀部(でんぶ)の張りを訴えて降板。問題なしを強調しているものの、次戦登板に不安が残る状況となったことで、先発候補の一人として急浮上。岩崎の回復具合などの状況にもよるが、望月にチャンス到来だ。

 実現すれば藤浪以来となる高卒新人1年目での先発デビュー、1メートル88の長身から投げ降ろすMAX151キロの直球、曲がりの鋭いスライダーが武器の本格右腕。ここまでウエスタン・リーグで8試合に登板し29回を投げ、防御率3・41。一定の結果を示している。

 金本監督も絶賛する逸材だ。4月26日の履正社ベースボールクラブとのプロアマ交流戦(鳴尾浜)で視察した際、「将来のエース候補だね」と高評価。今月17日に甲子園球場で1軍の全体練習に初合流し、ブルペンで46球を投げ込んだ時には、その潜在能力の高さに期待を寄せた。「スライダーが良い。コントロールさえつけば、今のままでも、なかなか右打者は打てない。フォークはまだまだ完成度が低いけど。ストレートもバラつきは多いけど、はまればいい球を投げる。チャンスがあれば」と今季中の登板構想を匂わせていた。

 望月はこの日、休日返上でトレーニングを敢行。鳴尾浜球場で竹安とキャッチボール、室内練習場でウエートなど精力的に汗を流した。高山や原口、岩貞が頭角を現した金本阪神。若き大型右腕が、「超変革」を象徴する一人になる可能性は十分ある。

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2016年7月26日のニュース