【秋田】大曲工5点ビハインド跳ね返し初聖地

[ 2016年7月26日 05:30 ]

<角館・大曲工>優勝を決め大曲工ナインが応援スタンドにダッシュする

第98回全国高校野球選手権秋田大会決勝 大曲工8―7角館

(7月25日 秋田県立)
 大曲工が5回を終えて1―6の劣勢から初の夏切符をつかんだ。6回に2点を返し、8回に5安打を集中して一挙5点。今大会4試合で計19安打だった打線が、準々決勝で無安打無得点を達成した角館のエース・小木田に対して今大会初の2桁となる11安打を奪った。チーム打率・197は00年以降の甲子園出場校では09年の八千代東(千葉)の・203を下回る最低記録。それでも大一番で見せた破壊力は、全国的に有名な「大曲の花火」をほうふつさせた。

 6回から登板した背番号1の鈴木理が130キロ台後半の直球を軸に力投し、流れを変えた。昨夏は初戦敗退。「先輩方の思いも背負って投げました」と胸を張った。

続きを表示

2016年7月26日のニュース