小笠原24日1軍昇格へ まずは中継ぎ待機「緊張しかありません」

[ 2016年5月24日 06:14 ]

 中日のドラフト1位・小笠原が24日のDeNA戦(浜松)から1軍に初昇格することが23日、決まった。まずは中継ぎ待機となる。

 20日から1軍練習に合流。この日、浜松に移動する前、ナゴヤドームでのチーム練習中に森ヘッドコーチから選手登録を予告され、「投げるかはわからないですけど。緊張しかありません。とにかくやるだけです」と表情を引き締めた。

 オープン戦中は1軍同行も開幕後は2軍で調整を続け、ウエスタン・リーグで6試合(先発5試合)で0勝2敗、防御率5・47。「与えられたところで、うまく対応できるようにしていきたい」。高卒1年目のプロ初登板でノーヒットノーランを遂げた近藤真市投手コーチからは「オレの記録を超えてくれや」と激励されたそうだが、中継ぎ起用のためさすがに難しそうだ。

 24日の先発はドラフト2位の佐藤だが、大量リード、大量ビハインドなどの状況しだいで登録即デビューの可能性もある。チームでは佐藤、4位の福がプロ初勝利を挙げたばかり。先発ローテーション入りを見据える昨夏の甲子園優勝左腕が、いよいよプロでの第一歩を踏み出す。(細川 真里)

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