ヤクルト・八木 1イニング4奪三振の“珍記録”史上18人目

[ 2016年5月24日 20:08 ]

<ヤ・神>ヤクルト先発の八木

セ・リーグ ヤクルト―阪神

(5月24日 神宮)
 ヤクルトの八木亮祐投手(25)が24日、神宮で行われた阪神戦でプロ野球記録に並ぶ1イニング4奪三振を達成した。

 八木はこの日が今季初登板初先発。石川が左ふくらはぎの張りで23日に出場選手登録を外れ、昨年5月4日のDeNA戦以来のチャンスが巡ってきたもの。

 初回に先頭の北條を空振り三振。続く大和は振り逃げとなり、記録は三振と暴投で一塁へ。福留は中前打の1死一、二塁とされたものの、ゴメスを見逃しの三振、原口もフォークで空振り三振に切って取った。

 1イニング4奪三振の記録は昨年6月6日、DeNAの平田以来両リーグ通じて18人目。ヤクルトでは2000年4月14日のレモンが広島戦で記録して以来2人目の“珍記録”となった。

 だが、その後2回に2死から連続四球を出して北條の二塁打などで3失点、3回にも1点を失い、直後の攻撃で早くも代打を送られた。3回6安打、4失点で降板。奪三振数は6を記録。八木は「久しぶりの先発で緊張はあったが、初回は粘って投げられた。2回2死からの無駄な四球がもったいなかった」と悔やんでいた。

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2016年5月24日のニュース