マエケン 中4日意識せずメジャー2勝目「根気強く、丁寧に投げた」

[ 2016年4月18日 12:48 ]

<ジャイアンツ・ドジャース>ドジャースの先発・前田 (AP)

ナ・リーグ ドジャース3―1ジャイアンツ

(4月17日 ロサンゼルス)
 ドジャースの前田健太投手(28)が17日のジャイアンツ戦でメジャー2勝目を手にした。

 メジャーデビュー戦で初勝利を挙げたパドレス戦では6回無失点。前回登板のダイヤモンドバックスでも同様に6回を無失点とし、中4日でメジャー1年目の前田はこの日を迎えた。

 「春季キャンプから中4日での調整をしてきた。特に意識することはなかった」。そう語る前田は初回に2つの四球でいきなり得点圏に走者を抱えるピンチ。しかし、これを切り抜けると、2回は下位打線を三者凡退に仕留め、徐々に波に乗った。

 前田は「球審がストライクを取ってくれないボールがたくさんあり、それを気にしすぎてしまった」と立ち上がりに神経質になり過ぎた自分を反省。「根気強く、丁寧に投げることを心がけた」とその後は考え方を変えたという。

 3回に一発を浴び、開幕からの連続無失点イニングは14で途切れたが、それ以降も集中力を切らさず、相手打線から凡打の山を築いた。結局、前田はメジャー自己最長の7回98球を投げ、4安打1失点とメジャー3度目の先発登板も相変わらずの安定投球を披露。早くもメジャーで2つ目の白星を手にし、「ホームでライバル球団のジャイアンツに勝ててよかった」と白い歯を見せていた。

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2016年4月18日のニュース