ロッテ高浜10回千金V打 足震えたけど冷静「変化球に懸けた」

[ 2016年4月18日 05:30 ]

<日・ロ>延長10回1死満塁、高浜は増井から右前適時打を放つ

パ・リーグ ロッテ5―3日本ハム

(4月17日 札幌D)
 ロッテが延長戦を制して首位を守った。2―2の延長10回1死満塁で、9回から一塁の守備に入った高浜が増井のフォークを右前に運ぶ決勝打。

 「足が震えていた。絶対に打たれたくない場面で真っすぐは多くない。変化球に懸けた」と振り返った。伊東監督も「脇役が勝ちゲームに貢献した。バットに当ててくれると思った」と喜んだ。

 高浜は佐賀県出身の9年目。地元の家族や友人、大分にいる親戚らは地震に遭い、不安な日々を送っている。15日の同カードでプロ初本塁打を放ったときも、地元の友人から祝福の連絡があった。「地元のみんなで盛り上がっていたらしい。自分が活躍して少しでも元気づけられたらいい」と話した。

 23日のオリックス戦(QVCマリン)から出場停止中のナバーロが復帰する予定。新助っ人と内野の枠を争う高浜は「ナバーロが出られないくらい頑張りたい」と力強かった。 (渡辺 剛太)

 ▼ロッテ・西野(今季初失点で14年9月以来のセーブ機会の救援失敗)久しぶりに失敗したけど負けがついたわけじゃない。(中継ぎの)みんなより先に失点したのが悔しい。

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