“走ることをチカラに”赤星氏、イベントで熊本へ義援金

[ 2016年4月18日 05:30 ]

完走した赤星氏

 「第5回Ring of Red 交野市チャリティーマラソン2016」(協力・スポーツニッポン新聞社)が17日、大阪・交野市の「いきいきランド」発着で開かれた。7075人のエントリーがあり、大会の実行委員長を務める阪神タイガースの元外野手、赤星憲広氏(本紙評論家)は「1・5キロ」と「3キロ」の部を完走した。

 走ることが誰かのチカラに…の大会コンセプトのもと、参加料から1人につき200円が「リングオブレッド~赤星憲広の輪を広げる基金~」に寄付される。今回は、その一部約70万円が熊本地震の義援金に充てられる。同氏は現役時代に盗塁一つにつき、車椅子1台を病院や施設に寄贈してきた。引退後も、今大会などを通じて社会貢献活動を継続している。

 「もう5度目の開催になりました。大会の趣旨も理解していただき、そして毎年多くのランナーが参加してくださり感謝しかありません。来年もそれ以降も、できる限り続けていきたいと思います」

 車椅子ランナーに並走して声を掛けていた赤星氏だったが、最後は逆に、元気と勇気をもらった様子だった。

続きを表示

2016年4月18日のニュース