目はうつろ…楽天・松井裕 4点リード守れず 梨田監督「まさか」

[ 2016年4月18日 05:30 ]

<ソ・楽>9回2死一、二塁、代打・吉村に同点3ランを浴びぼう然の松井裕(右)

パ・リーグ 楽天7―9ソフトバンク

(4月17日 ヤフオクD)
 楽天・松井裕はうつろな目でベンチからサヨナラ負けを見届けた。

 7―3の9回から登板した守護神が内川に適時打、代打・吉村に同点3ランを浴びる。「(吉村に打たれた球は)狙いとは全然違うところにいった」。勝利まであと1アウトからのまさかの展開だった。

 抑え転向後ワーストとなる4失点。左腕は「最初のアウトを取るだけで流れが変わる」と先頭の江川に与えた四球を悔やんだ。延長12回には戸村がまたも吉村に2ランを浴びて、今季初のサヨナラ負け。連敗は今季ワーストの5に伸びた。梨田監督は「松井裕で4点差でまさかという感じ。非常に痛い」と野球の怖さをまざまざと実感した。 (徳原 麗奈)

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2016年4月18日のニュース