マエケン 7回1失点で降板 安定投球で今季2勝目の権利得る

[ 2016年4月18日 11:21 ]

<ジャイアンツ・ドジャース>ドジャースの先発・前田 (AP)

ナ・リーグ ドジャース―ジャイアンツ

(4月17日 ロサンゼルス)
 ドジャースの前田健太投手(28)が17日のジャイアンツ戦に先発。メジャー3度目の登板は7つの三振を奪い、4安打1失点という内容で勝ち投手の権利を残したまま7回でマウンドを降りた。

 過去2試合の先発登板でまだ失点のない前田は初回、2つの四球で2死一、二塁とピンチを迎えたが、後続を断ち、この日も無失点スタート。2回も下位打線を三者凡退に切って取った。

 打順が2回り目となる3回、パガン、スパンを難なく抑え、2死走者なしとしたが、続く3番・パニックに高めのスライダーを右翼ポール際に運ばれ被弾。開幕からの無失点イニングは14で途絶えた。

 続く4回は先頭から内野安打と中前打で無死一、二塁のピンチ。しかし、前田はここでダフィーを併殺打に仕留めると、クロフォードへの敬遠後、投手のサマージャからこの試合で4つ目の三振を奪い、追加点を許さなかった。

 5回は9番から始まるジャイアンツ打線を三者凡退。すると、その裏にペダーソンの右越え2号2ランが飛び出し、チームは逆転に成功した。援護点をもらった前田は6回もこの試合、3度目の三者凡退。メジャーでは自己最長となった7回は1死からクロフォードに左安打を許したが、サマージャを併殺打に切って取り、結果的に3人でイニングを終えた。結局、前田はこの回限り、98球で降板。打線はその直後にグランダルの適時打で追加点を挙げた。

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2016年4月18日のニュース