慶大・川崎 女子日本代表候補ならず…シート打撃で乱調「悔しい」

[ 2016年2月28日 20:25 ]

侍ジャパン女子代表候補入りがならなかった慶大・川崎彩乃投手

 今年9月の第7回女子野球W杯(韓国・釜山)で大会5連覇を目指す侍ジャパン女子代表の選考トライアウトが28日、千葉県柏市のJR東日本グラウンドで行われた。64人の参加者から24人の代表候補が決まったが、慶大初の女子部員となった川崎彩乃投手(23)は残念ながら選考漏れ。候補入りはならなかった。

 「不甲斐ないし、悔しい。(慶大で)4年間学んできたことを出せなかった。それが今の実力です」。シート打撃では打者8人に3安打。さらに3四死球と制球が乱れた。「きょうは打者ではなく、ストライクゾーンと勝負してしまった。緊張はつきもの。一発勝負の中で自分の投球ができなかった」と唇をかんだ。

 それでも前を向く。卒業後の4月からは社会人として不動産会社に勤務しながら、母校・駒沢女子でコーチを務める予定。さらに同校OGで結成したチームでプレーしながら、再び代表入りへトライする。「(代表チームには)5連覇へ向けて頑張ってほしい」と話した川崎は、「6連覇、7連覇…。その時は自分も貢献したい」と力を込めた。

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2016年2月28日のニュース