ビシエドお目覚め弾 実戦5試合ぶりの安打にニンマリ

[ 2016年2月28日 06:13 ]

<中・D>4回1死 ビシエドは左越えソロを放つ

練習試合 中日4―4DeNA

(2月27日 北谷)
 主砲がお目覚めだ。中日の新外国人、ビシエドがDeNAとの練習試合で豪快な1発を含む2安打2打点と活躍した。4回1死、ペトリックの2ストライクからの甘い変化球を捉え、逆風の中で左翼へ実戦5試合ぶりの安打となるソロ。待望の一撃に練習試合ということも忘れ、満面の笑みを浮かべてベンチでハイタッチを繰り返した。

 「1本出たことは素直にうれしい。内側からバットを出して、いいコンタクトができた」。これで気をよくしたのか、5回にも2死二塁の場面で三浦から中前に適時打を放った。

 13日の韓国・KIA戦で2安打してから12打席も快音なし。それでもスイングは変えずタイミングを取ることに集中した。24日の巨人との練習試合で無安打に終わると翌25日に居残り特打。26日はランチ特打も敢行した。その姿勢を認める谷繁監督は「少しずつ、いい打ち方ができてきた。期待している」とニンマリ。阪神の飯田正男スコアラーは「スイングスピードがある。投手からすると怖い」と警戒を強めた。(水口 隆博)

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2016年2月28日のニュース