ロッテ守護神・西野 パ初!育成出身1億円プレーヤーに

[ 2015年12月9日 07:30 ]

推定1億円の大台で更改した西野。左手薬指には結婚指輪もキラリ

 ロッテの守護神・西野がQVCマリンで契約更改交渉に臨み、4000万円増の年俸1億円でサインした。育成出身選手ではパ・リーグ初の大台到達。さらに、今年1月29日に青森県出身の一般女性(24)と結婚していたことも明かした。

 3年前の12年は年俸わずか250万円だった男が、ついに一流選手の証である「1億円プレーヤー」に上り詰めた。「大台ちょうどです。まさか1億円も稼げるとは思っていなかった」。今季は34セーブ、防御率1・83でセーブ機会での失敗はなかった。9月に打球を受け左足甲を骨折し、CSには出場できなかったが「納得できる成績は残せた」と振り返った。

 育成選手時代はわずかな給料からトレーニングジムの費用などを捻出していた。「その出費がいずれ自分に返ってくると信じていた。活躍している選手を超えてやろうという気持ちでやってきた」。来季の目標は「球団記録(37セーブ)は超えたいし、タイトルも狙いたい」と宣言。結婚については「野球に集中できるように支えてくれた人。なにかいいものをプレゼントしたい」と笑顔。公私ともに順調な「育成の星」のサクセスストーリーはまだまだ続く。(重光 晋太郎)

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2015年12月9日のニュース