大リーグ、ストーブリーグ過熱 カージナルスは強打のジャーコ獲得

[ 2015年12月9日 09:15 ]

ジェド・ジャーコ内野手 (AP)

 カージナルスは8日、ジョン・ジェイ外野手(30)との交換トレードでパドレスからジェド・ジャーコ内野手(27)を獲得した。

 ジャーコはメジャー3年目の今季、128試合に出場して打率2割4分7厘、16本塁打、57打点をマーク。強打の右打者でメジャーデビューを果たした2013年には23本塁打を記録した。なお、カージナルスはこのトレードでパドレスから金銭も得ている。

 ジェイは今季、左手首の故障で79試合の出場に留まり、打率2割1分、1本塁打、10打点と不本意な成績に終わった。それでも昨季までは強豪カージナルスの正中堅手として安定した成績を残しており、新天地での活躍が期待される。

 また、同日にはロッキーズがカブスからこのオフにフリーエージェント(FA)となっていたジェーソン・モット投手(33)と2年総額1000万ドル(約12億2800万円)で、アストロズからFAのチャド・クオルズ投手(37)と2年総額600万ドル(約7億3700万円)でそれぞれ契約に合意した。

 救援右腕のモットは今季、57試合に登板して8勝1敗6セーブ、防御率3・91。カージナルス時代の2012年にはリーグ最多の42セーブを記録した。今季が12年目となったベテラン右腕のクオルズもリリーフとして60試合に登板して3勝5敗4セーブ、防御率4・38という成績を残した。

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