快足光ったオコエ 4日韓国戦へ「負けられない戦い」

[ 2015年9月3日 22:58 ]

<U-18日本・カナダ>3回、オコエは右前に2点タイムリーを放ち、一塁ベースでやったーのポーズ

 オコエ(関東第一)の俊足で、日本が決勝進出に大きく近づいた。

 2回に先制点を許したものの、2回、先頭のオコエが投手への打球がグラブに当たり、外野まで転がる間に二塁を陥れてチャンスを作り、津田(浦和学院)のニゴロで三進、郡司(仙台育英)の深い遊ゴロ間に同点に追いついた。3回には平沢(仙台育英)の中前タイムリーに続き、中前タイムリーで4―1と突き放した。7回にも四球で出塁し、二盗で送球が逸れる間にスライディングせずに一気に三塁まで走る足も見せた。

 「初めてのプレーなので説明できないんですけど…結果的に三塁まで行けた」と語ったが、雨の影響については「多少重いのは感じていたけれど、あまり気にならなかった。警戒されている中でしっかりと持ち味を見せていかないといけない」と笑顔を見せた。

 4日の韓国戦に勝てば、決勝進出が決まる。オコエも「同じアジアとして負けられない戦い。今までとは違った野球をしなきゃ勝てないと思うので、頑張りたい。世界一を目指したい」とキッパリ誓っていた。

続きを表示

この記事のフォト

2015年9月3日のニュース