ヤクルト圧勝で再び2位!館山苦投も今季3勝目 阪神は連勝止まる

[ 2015年8月15日 22:10 ]

<ヤ・神>先発し力投するヤクルト・館山

セ・リーグ ヤクルト9―1阪神

(8月15日 神宮)
 ヤクルトが投手陣の踏ん張りと終盤の猛攻で阪神に圧勝。連敗を2で止め、巨人と入れ替わってゲーム差なしの2位に再浮上。首位阪神とのゲーム差を2.5に縮めた。先発の館山は5回1失点で今季3勝目をマーク。阪神は先発の岩田が中盤に崩れ、連勝が6でストップした。

 ヤクルトは0―0の4回、先頭打者・比屋根と川端の連続安打で無死一、三塁。次打者・山田の初球がワイルドピッチとなり、三塁走者の比屋根が生還し先制。山田も右前打で続き、なお一、三塁から畠山の遊ゴロ併殺打の間に1点を加え、主導権を握った。

 1点を返された直後の5回には1死一、三塁から遊ゴロの田中がヘッドスライディングで併殺を阻止し1点を追加。続く川端の打席で再び岩田が暴投。労せずして1点を追加し点差を広げた。

 8回は打者一巡の猛攻。川端の二塁打を口火に無死満塁のチャンスをつくり、雄平、大引、三輪、中村の4連続適時打で5点を追加しダメを押した。

 中10日の先発となった館山は立ち上がりから制球に苦しみ、5回まで毎回走者を背負った。2回の2死満塁、3回2死一、三塁のピンチを無得点で切り抜ける。ヤクルトが2点先取した直後の5回にも1死満塁とされたが、江越の遊ゴロによる最少失点にとどめた。

 6回以降は松岡、秋吉、オンドルセクの中継ぎ陣が踏ん張り、最後はバーネットが締めて阪神の反撃を封じた。

 阪神の岩田は3回まで1人も走者を出さない完璧な投球。しかし4回に自らの暴投もあり、突然崩れて先取点を許すと、続く5回にも失点しこの回限りで降板。打線も6回まで毎回走者を出しながら、ヤクルト投手陣を打ち崩せなかった。

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