小笠原先発でも最速149キロ!東海大相模圧勝で8強進出

[ 2015年8月15日 15:41 ]

<東海大相模・遊学館>先発の東海大相模・小笠原

第97回全国高校野球選手権第10日・3回戦 東海大相模11―2遊学館

(8月15日 甲子園)
 第97回全国高校野球選手権大会の第10日は15日、甲子園球場で3回戦が行われ、第3試合では東海大相模(神奈川)が遊学館(石川)と対戦し、18安打を放って11―2で圧勝。5年ぶり8強に進出した。準々決勝で花咲徳栄(埼玉)と対戦する。

 初戦となった聖光学院(福島)戦で9回から救援し152キロをマークしたドラフト1位候補左腕の小笠原慎之介投手(3年)が先発。先頭打者から空振り三振を奪うなど上々の立ち上がりを見せると、2回には149キロをマーク。6回に3安打を浴び2失点したものの、それ以外は危なげなく抑え8回6安打2失点だった。打っても三塁打1本、二塁打1本を放った。9回からは北村朋也投手(2年)が登板し無失点に抑えた。

 打線は杉崎成輝内野手(3年)の適時三塁打などで一挙に4点先制。聖光学院戦と同じく初回に4点奪い主導権を握ると、4回に2点、5回に2点、6回に1点追加しリードは9点に。6回裏に2点奪われたが、8回に小笠原の右越え適時三塁打などで2点奪いダメ押しした。

 遊学館は初戦の九州学院戦で3失点完投した小孫竜二投手(3年)が先発したものの、4回途中6失点KO。県大会では防御率0・78と敵なしだったエースが東海大相模打線には通用しなかった。打線は6回に3本の長短打で2点を返し意地を見せたが、反撃もそこまでだった。

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